パワードコンボイ
POWERED CONVOY
REAL SPEC
HEIGHT=?m
WEIGHT=?t
カタログより

コンボイシリーズ第2弾、キャリータイプの大型トレーラー「パワードコンボイ」爆走!!
バトルコンボイの活躍により、戦闘能力がアップした今日、さらに強化を計るため第2弾として、移動型基地はもちろん巨大ロボットにも変化合体する超パワフルカーロボを開発。今後の戦闘においてダイアクロンの主力メカになるであろう。
ORIGINAL PRICE
\3800
\6800(DXセット)
FIGURE
(全セット共通)
 見事!コンボイロボ(牽引車ロボ)のシンプルな構成をカーゴ部分との合体によってさらに巨大なロボットになるようにアレンジ!もしシリーズが続いていれば別なタイプのロボットも出たのではないかなあとも思える。
 入れ子合体のコンセプト自体はゴーディアンなどこれ以前にもあるが、両者が変型して別の形態になるというのは当時まだ無く、また、このPコンボイ以降はこのコンセプトをアレンジしたものが一種のスタンダードとなった。

 キャリア部分はメッキがほどこされているものとほどこされていないものがある。DXセットはメッキだったが、単品販売はメッキとメッキなしの2種類。
 TFで活躍したウルトラマグナスはコンボイロボが真っ白になっているが、本編ではコンボイロボ単体で活躍するシチュエーションはなく(全く同じ形のコンボイ司令官がいるため)、おそらくコンボイロボの印象を極力薄くするための配慮だと思われる。劇場版予告ではパワードコンボイそのままのカラーリングであった。それにしても白いコンボイロボはまだしも本体部分をあんなわけのわからん配色にせんでもなあ・・・
■トレーラー状態。左がメッキのないタイプ(以後通常版)、手前、右側がメッキタイプ。写真では解りづらいが、キャリア部分の青いパーツ等もかなり違う色になっており、メッキタイプにはラメがちりばめられた豪華なものとなっている。通常版はかなり暗句、正直薄汚れた(笑)印象で、そのへんも変更(もしくは追加)がされた原因ではないかと思われる。余談だが、タカラ製品のカラーリングは最初グレーもしくはシルバーだったものがホワイトに変更される例がたまにある。これ以前にもカ−ロボでは消防車がカタログ等ではハシゴ等がグレーだった、また、TFに移ってからもスターコンボイがやはりテストショットでグレーだった部分が製品版で白に変更されている。

■DXセットの付属カーロボを搭載した状態。大体上下2台づつ搭載できる。上段はもちろん上下にスイングするため、F15ロボのカタパルトにもなるなどの荒技も紹介されている。
 そうか・・・TF版でコンコルド(無茶なスケール)が乗っていたのは敵のスタースクリームをのせるわけにいかなかったからか・・・サイバトロンは航空戦力少ないし。

■通常版。ロボット時の弁慶部分に貼られるシールはないようだ。海外版もそうなんだよねえ。これってメッキ版から追加されたのかな。TF版以降もそのシールはあるんだけど、見ての通りシールの下もキチンとディテールがあるので隠すのはそれはそれでもったいない。

■ロボット形態。重厚なデザイン。基本的にキャリーカーの実車なんて骨組みと板だけなのに、このようなロボットに変型するまでアレンジしてしまうのはすごいと思う。
 付属の銃にはグリップが2つあり、ひっくり返すことで牽引車ロボ状態と大型ロボ状態の両方で使用できるのもアイデア賞。

■コンボイロボ。基本的にバトルコンボイと同じもの。青いカラーリングがまたイイ感じ。バトルコンボイはコンテナ部分はイメージカラーは入っていないのでキャブの部分を入れ替えても違和感はない。海外版では逆にキャブが赤のものだったケースもあるようだ。

■メッキタイプトレーラー形態。見た目で解る一階フロア部分の他に、青の部分もかなり明るく変更されている。

■メッキタイプ大型ロボット形態。かなり明るく、派手目な印象だ。メッキ部分がボディの大半を占める事自体カーロボの中では珍しい。

■胸のパーツ(ブレストパネル)には車輪をつけて単品でマシーンになる。カーロボの中では違和感があるかもしれないが、実は1パーツ+車輪で小型マシンというのはD全体の中では結構よくあるパターンで、むしろ嬉しいオマケだ。

■さらに余剰パーツであるヘッドパーツをマウントする事ができる。TF版以降車輪パーツは省略されてしまった。

■当時まっさきに感心したのがこの覗き窓(?)。ブレストパーツを通じて中身のコンボイのコクピットから外側が見えるようになっているのだ。

■付属のパワードバギー。バトルコンボイの偵察車両と同じうれしいオマケだが、こちらはロボットにも変型する。

■パワードバギーはバギーロボに変型する。基地アイテムに小型車両を付属させることで、この商品単品でも遊べるようになっている嬉しい配慮だ。もちろん他のカーロボがあればさらに遊びは広がる。

■パワードコンボイの銃はバギー形態でもマウントできる。変型は組み換え変型。腕パーツは本体底面にマウントされる。は単品販売の場合キャリーカーの1階と2階の間の空間に入っている。バギーカーのパーツのみではなく、パワコン本体の細かいパーツも収められている。ミサイル以外のパーツがランナー状で封入されているのは珍しい。

■通常版パッケージ。

■メッキタイプパッケージ。左上、装甲合体のロゴの下に「メッキタイプ」の文字が入る。
 何げにベロ部分のライセンスの色合いが変更され、メッキタイプの水色が濃くなっている。

■パワードコンボイDXセット。年末商戦に合わせたと思われるセット箱。黒のニューカウンタックと赤のリジェが付属する。ロボット形態で封入されているのはカーロボ初。本体はメッキタイプ。

■DXセット裏面。使用されている写真はメッキタイプと通常タイプが混在している。カーロボの余りパーツをふんだんに使ったジオラマ写真が羨ましい。

■海外GIG版。No.50とあるが途中のラインナップは49もない。ダイアクロン7不思議の1つ。ちゅーか厳密にはTRASFORMERでダイアクロンちゃうし。中身の仕様は基本的に国内通常版に準じている。

■海外版にもパワードバギーは付属する。名称はSUPER BUGGYに変更されているが。

■こ・・・これは?カタログなどで登場した真・アーリーカラーとも言うべき、パワードコンボイ初期設定カラー。シルバーがメインのカラーリングになっている。キャブ部分が青なのは変更はなかったらしいが。本来はライン部分はオレンジと白なのだが、通常の青キャブを流用。

■レシピは復刻版ウルトラマグナスの頭を黒、ボディを銀で塗りまくり、ブレストパネルを赤く塗る。両腕や細かい黒成形色のパーツはマグナスアーリーカラーからの流用だが、塗装に自信があれば全身をマグナスからの流用でカバーする事も可能だ。ちなみに実際の初期版は頭部のデザインが異なり、肩のミサイルもブロックマンの物が流用されている。

■流用元のマグナスのコンボイロボは白。せっかくなのでロールアウトカラーのイメージで銀で塗ってみる。他にも緑とかでもよかったかもね。赤い目がかっこいい。もともと貼られている銀色のシールをつけたまま塗装し、終了後はがせば白ラインが残せるぞ。簡易マスキングテープといったところか。ちなみにキャリーカーにつけた状態。

■TF版ウルトラマグナス。白いコンボイロボはいいとして後ろのキャリーカーのカラーリングはどうにかならないものだろうか・・・

■赤いボディに水色ってのはなあ・・・

■黄色いキャブカーにクリアイエローのキャリーカー・・・何か設定があったと思うが何だかなあなシャイニングマグナス。とはいえ黄色いコンボイロボは永年憧れていたアイテム。

■ロボット形態。たしかマトリクスを受け継いだ瞬間を再現とかだったか・・・いや、もちろん黄色いコンボイロボがあれば何もいらないっちゃあいらないのだが。TF版Pコンボイは良いカラーリングにめぐまれないなあと思ったのは俺だけ?足パーツが黒で透けてしまっているが、それでも単体では黒くしてくれたほうがうれしかったね。

■パワードコンボイカラー・・じゃなくてあくまでアーリーカラーだそうだ。劇場版予告編ではパワードコンボイのカラーが使われていたため。ただ、写真では解りづらいが、通常版とメッキタイプのどちらとも異なる色合いになっている。基本は通常版のようだが、青のパーツがかなりコバルトブルーっぽく(もとは紫に近いインディブルーっぽい感じ)、明るい色になっている。 コンボイロボのカラーリングも異なる。参考・・・やっぱ伝わりづらいねえ・・・

 オリジナルの色が再現されなかったのは残念だが、個人的には結構「ちょうどいい感じ」で好きなんだよね。

■何つーか、パワードコンボイのカラーリングの記憶ってこんな感じかもしれんね。

■正直第3のPコンボイカラーだと思うのがいいかもしれない。ええまあこれはこれでって感じで。ちなみにメッキタイプの青パーツはこれはこれで問題があって、素材の粘度が低く、非常に折れ易くなっている(ブラックザラックの金パーツにも似た様な症状が見られる)
肩パーツを本体に固定する部分のツメが非常に折れ易く、両方で4箇所あるうち、一ケ所は最初から折れていたのだが、撮影中に2個が折れやがったヨトホホ。

■つーわけで6種類がせいぞろい。って1つはペインテッドカスタムですが。

 オマケのコンボイ戦隊。6人目はシルバーってわけで(笑)

 さらにオマケでアーリーカラーを作った際に出た残骸涼しげだね。つーか微妙にパチ臭い。

■ウルトラマグナス国内版。パワードバギーに当たるマシンは付属しない。また、腰ベルト(トレーラー状態では連結パーツになる)が改良され、トレーラー形態で牽引車の角度の自由度が増えている。

■同じくウルトラマグナス海外版。関屋一郎氏の話によれば海外仕様より国内仕様のほうがよいそうである。また、この製品ではないが、塗装や材質が大幅に簡略/コストダウンされた無茶苦茶ぞんざいなバージョン(一見パチモン、実はオフィシャル)も存在する。高人気で生産がおいつかなかったと思われる。

■復刻版ウルトラマグナス各種。上からノーマル、シャイニング、アーリーカラー。シャイニングは販売会場となったおもちゃ博のシールに変更されている。


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