GUN-WALKER

零壱式主力戦闘足機研究所

製作:田口田 二等陸士

「ガンウォーカー」


 京商から発売された二足歩行型ラジコンロボット。足の裏に装着された電磁石のON/OFFによって、交互に足を浮かせて歩く二足歩行アクションをこなす。(他の二足歩行タイプロボットは摺り足移動+上下に動く足装甲をはめた疑似的な二足歩行が多い。
 鉄板の上しか歩けないものの、人型のリアルロボットが歩く姿は感動的である。メカデザインはスタジオぬえの宮武一貴氏。
■コントローラーと本体。両腕と細かいパーツは自分で組み立てる。接着剤も必要なので用意しておこう。両腕の稼動範囲は広く、耐久性は高そう。おもちゃとプラモの中間というか、何となくニューミクロ時代の強化スーツを思い出しました。

 武器は銃剣(零壱式近接戦闘用ナイフ)を装着できるライフル(零弐式75mm高初速汎用砲)とサブマシンガン(零壱式45mm機関拳銃)が付属。その他解説書にはリアクティブアーマーの盾(零壱式近接戦闘用防盾)の設定がある。

 写真で足下に配置され、このページのバックグラウンドにも使われているのが付属の鉄板プレート。かなり重い。ちなみに予備プレートは1枚2400円…
02年10月にこのプレート2枚と本体で9800円にて購入。しかしプレートはそのあまりの重さに、店員さんすらも(オマケってPOPには書いてあるのに)「プレートはおつけしますか?」と確認してくるという何だかなあな感じだった。もちろん歩行は鉄の上なら大丈夫なので、スチール棚とか使うのがいいかも。

■宮武氏のオリジナルデザインはかなり細身のものであったようだが、商品化に際しボリュームアップされている。ギミックを仕込む関係と安定性向上のためやむを得ないのだろうが、むしろ疑似現行兵器としての存在感や説得力を増しているように思える。
 もちろん将来本当に二足歩行兵器が登場したら、意外にスマートなものになるのかもしれないが、私個人の想像力の限界とでも言おうか、このくらいどっしりしているほうが「それっぽく」感じるのよねえ…(笑)


■ リアビュー。腰部の排気口(赤外線抑制装置付きだそうだ)の下に本体の電源スイッチがある。排気口パーツを外した場所に電池ボックス(単四×4)。スイッチボックスや本体基板の配線は非常に細いので、分解・改造時の取り扱いには気をつけよう。

ちなみにかかとから突き出ているのは予備オイルダンパー。


■足裏磁石ーズによる大きさ比較。青い人は付属の搭乗員人形。スケールは1/35ということになっているらしいが、実際に搭乗するわけではないので脳内設定で1/60にするのもいいだろう。むしろ強制。

比較オマケ。いずれ歩く無線ロボはまとめてみたいですね。


■股間にモーター。やはり重量のあるモノは下に配置して重心を稼ぐ位置なんだろうなあ。内部配線は細く、ハンダ部分から切れ易いので、改造を試みる人は最初にコネクタを追加してしまうほうがいいかもしれない。


■背中より。腰部に電池ボックスが設けられている。その上にあるのが基板。板上には追加オプション用のコネクタがある。オプション用のスイッチはコントローラーにもあり、ドリームフォース同様何らかの追加アイテムが発売される予定だったと思われる。って過去形にすんなよ俺。ともかくアイデア次第で色々とりつけられるだろう。コンバットデジQの赤外線対戦機能とかどうかなあ。金ないので験せないのですが…


■なお、チャンネルは6種類が存在。今回お店で見たのは1〜2がネイビーブルー(防衛庁技術研究本部試作機)、3〜4がグリーン(陸上自衛隊富士学校戦車教導隊)、5〜6がデザートイエロー(海上自衛隊陸戦隊装甲機動歩兵中隊)。
 全ての商品がこの組み合わせなのか、アソートによって異なるのかどうかは不明。
 うちのは青の1番で、一緒に買った友人のは緑の3番。奇数で統一してるので、みんなは迷ったら偶数を買おう。青を選んだのは一応Dにからめる時にヒーローっぽいかなあと。こんな感じのマーキングを考えているのだがちと自衛隊モノというイメージからは離れちゃうかな? 式典用とかは白だろうし、シャア専用は赤だろう。青も緑もかなり濃いめなので、カラーカスタムをするのならばデザートイエローを購入するのがいいかもしれない。てゆーか意地でもツルシで遊ばせないつもりらしい…


■こういう遊びもアリかと。自由な発想で文字どおり「遊」ぼう!


■ムービーs
 ドリームフォース01同様ナローバンド環境の方には本当に申し訳ない。ただ、この手の動く玩具では動いているトコを見ていただかないとその魅力が伝わりづらいと思うのです。御容赦いただくと共にがんばってDLして下さい。

歩行。前進・後退
旋回
足カバーを外した状態で歩かせてみた
足カバー無し(正面)


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