STORY(てれびくん版)
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●物語の発端 1984年、地球のいたる所で謎の地穀変動が起きていた。しかしその 実体はいっこうにつかめず、村学者たちは単なる自然現象としてしか 扱わざるをえなかったのだが、その被害規模は予想以上に大きく、地 震や津波などによって一瞬にして遺滅した都市も数多くあった。被害 のあった都市の多くは、軍事施設(アメリカのペンタゴンなど)を中心 とし、その為に各国豪間に不安な空気が漂っていた。・・・・・ 世界的な大事件にもかかわらず、まだ日本にはその被害はおよんで はいなかった。そしてそんなある日の事である。巨大なビルの建ち並 ぶ新宿副都心、そこには勤務中のサラリーマンや学校帰りの学生たち、 はたまたショッピングをしている主婦たちで、いつもどおりに賑わっ ていた。そして、その人ごみのなかに主人公(大地 守)の姿があった。 |
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突如、アスファルトで舗装された路面が、低く鳴りわたる地警びきと
ともに亀裂がはしり地中から二体の巨大なメカ昆虫(ガイム側のメカ)
が現れ、次々と地上を破壊していった。逃げ惑う人々、炎上する大都
市、そして遂に東京にも最後の時が来るかと思われたその瞬間、主人
公の前に新手の巨大ロボットが出現した。なんとそのロボットは危機
におちいった守を助け、都市を破壊する二体のメカ昆虫を高出力のビ
−ム砲により退治してしまったのである。目の前で起きる数々の異変
は守の想像をはるかに越えたものであった。しかし、それ以上の出来
事が今、起きようとしていたのだ。・・・・それは、12メートルもあろう
かと思われる巨大な人型ロボットが機槻書とともに変形し、ついには
カブト虫の形体になってしまったのである。・・・鋭くのびた角、頑丈
そうな甲羅、そして6本の脚、それは正しく日本に生息する甲虫の一
種カブト虫そのものであった。その時、守は目の前に横たわる巨大な
カブト虫の中から人陰が現われるのを目撃した。そして、その人陰は
守の存在にきづいたかのようにちかづいてきたのだった。そして、その男は自ら
を機甲虫隊ビートラスのリーダー、カリムと名のり地底都市コムンから来たこと
を説明した。守とカリム、何か運命によつて、めぐり違ったような二人、そして
巨大メカ昆虫と可変ロボットの関係はどうなっているのか、謎のままにこの物語
はすすんでいく。
謎のまま終わった。 |